谷中から不忍通りを渡り千駄木にある「旧安田楠雄邸」に向かうこの建物のHPには「大正7年、豊島園の開園者として知られる藤田好三郎がこの地を取得し、邸宅を建設した。大正12年、安田財閥の創始者安田善次郎の娘婿善四郎が購入し、昭和12年に長男楠雄が相続した。建物は、伝統的な和風建築の書院造や数寄屋造を継承しながらも、内部に洋風の応接間を設けるなど、和洋折衷のスタイルも取り入れた造りである。平成7年楠雄氏他界の後、遺族から財団法人日本ナショナルトラストに寄贈され、歴史的建造物として修復管理されている。
とある、現在は東京都指定名勝となっている。
以前、ここの枝垂れ桜が見事と記事に書かれていたので訪れてみた。残念ながら枝垂れ桜はほぼ終わっていたが、古い木造建築と庭園の佇まいを見ることが出来た。
大正八年の建築であるが細部までよくデザインされ手の込んだ造りになっている
室内から窓越しに庭園を眺めると自ずと景色になる
多くの女中さんがいたという厨房 天井の明り取りから入る日差し
posted by kenji-s at 20:00|
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